かつてカルチョを彩ったスターが闘病中であると明かした。
イタリア・セリエAのバーリ(現セリエB)やラツィオでプレーした同国出身FWイゴール・プロッティは今月5日、インスタグラムの投稿で「1カ月くらい前に、歓迎できない客が私の中に見つかりました」と投稿した。
「歓迎できない客」とは病気のこと。すでに最初の手術を受けており、数か月後に再び手術を受けられるよう治療を続けているという。
現在の闘病生活を「とても厳しい試合です」と表現した同氏だが、「勝つことも負けることもあると分かっていますが、これまでと同じように全力を尽くします」と、病気に立ち向かうことを誓った。
現在57歳のプロッティは、当時セリエCのリミニでプロデビューを果たすと、その後1992年に加入したバーリで躍動。1995-96シーズンには、当時世界で最も難しいリーグと言われたセリエAで24得点を挙げてA得点王に輝いた。
同氏はセリエA、セリエB、セリエCの各ディビジョンで得点王となった選手として知られている。
プロッティのこの投稿には、マルコ・アメ―リアやマルコ・マテラッツィら多くの著名人が反応を示した。困難な状況の中でも、不屈のストライカーの前向きな姿勢がファンに勇気を与えている。