アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリートの戦いが佳境を迎えつつある。
横浜F・マリノスは、26日の準々決勝でサウジアラビアのアル・ナスルと対戦する。
アル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウドら有名スターを擁する金満チームだ。
今年で40歳になったロナウドだが、今季は全コンペティションで32ゴールを叩き出している。
そうしたなか、横浜FMの植中朝日は、DAZNの『やべっちスタジアム』で、こう話していた。
「いまもまだ次の対戦相手にクリスティアーノ・ロナウド選手がいるっていうのは、信じられない気持ちですけど。
対戦相手ということで、大谷選手の言葉を借りるじゃないですけど(笑)憧れるのはやめて、この試合だけは対等になると思うので。自分が活躍して勝って、次のラウンドに進みたいと思っています」
大谷翔平が2023年に行われたWBC決勝の前に「(対戦するアメリカのスター選手たちに)憧れるのをやめましょう。憧れてしまったら、超えられない。憧れを捨てて、勝つことだけ考えましょう」と闘魂を注入した場面は大きな話題になった。
23歳のFWである植中は、それと同じ気概で世界的スターに立ち向かう構えのようだ。J1最下位に低迷する横浜FMは監督解任という荒療治に出たばかりだが、果たして。
なお、ロナウドは横浜FM戦に万全の状態で臨むために、23日の国内リーグは欠場するとされている。注目の準々決勝は、日本時間27日(日)の午前4時半にキックオフ予定だ。