今夏、Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のメルボルン・シティに入団したFW金森健志。31歳にして初の海外挑戦となった同選手は今季、背番号10を付けてプレーすることが決まった。
メルボルンCは29日、クラブの公式SNSを更新。「私たちの背番号10。金森健志がシティブルーでの1年目に向けて背番号を確定」とつづった。
1994年4月生まれの金森は、2013年にアビスパ福岡でプロデビューを果たした。その後は鹿島アントラーズ、サガン鳥栖でプレー。2021年に古巣の福岡に復帰した。
今年8月に、自身初の海外移籍を決断し、オーストラリアの強豪メルボルンCに完全移籍。27日にクラブ公式が掲載したインタビューでは、幼いときから海外、特にAリーグでプレーすることを夢見ていました」と語っていた。
また、このインタビューでは、CFG(シティ・フットボール・グループ)傘下のクラブであるメルボルンCの施設についても言及している。
「ここの施設、環境は素晴らしいです。本当にサッカーに集中することができ、それは私が選手として成長するための役立っています」
金森はJリーグ時代、リーグ戦通算329試合に出場して38得点を記録。鹿島ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場し、国際舞台も経験した。
メルボルンCの背番号10は「私は多くの経験を積んできました。メルボルンCを次のレベルに引き上げるために、(チームへ)経験を還元できると感じています」と自信をのぞかせた。
最後に新天地のファンへ「サポーターに会うのが待ちきれません。ゴール、アシスト、ハードワークをして、皆さんに自分自身を証明するために全力を尽くします」と意気込んだ。
なお、Aリーグ・メンの新シーズンの日程は、ウェスタン・ユナイテッドのリーグ参加の可否が不透明であったことが影響し、未だ発表されていない。