この夏のプレシーズンツアーで来日した世界的スター軍団のバルセロナ。
27歳のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは今シーズンからチームに加わった。
そのラッシュフォードは21日のヘタフェ戦でベンチスタートになると後半から出場し、チームは3-0で勝利している。
そうしたなか、『Mundo Deportivo』は、「ハンジ・フリック監督は一貫性を維持。ラッシュフォードがわずかな遅刻でベンチ行き」と伝えていた。
「ラッシュフォードは今朝のチームミーティングに2分遅れて到着。CLニューカッスル戦で2ゴールを決めていたにもかかわらず、指揮官は彼をベンチに座らせた。
フリック監督には、選手全員が知っているルールがある。試合日に遅刻した選手は、先発出場させる予定だったとしても、先発から外すのだ。
ラッシュフォードにもそのルールが当てはまる。彼はヘタフェ戦に向けたホテルでのチームミーティングに少し遅れて到着した。
アクティベーションセッションの1時間前という予定時間からわずか2分遅れただけだった。つまり、セッションに遅刻したのではなく、予定時間に遅刻したのだ。
バルサに就任して以来、フリック監督はこのような態度を貫いている。
規律に厳しいフリック監督は、ミーティングに2分遅刻したラッシュフォードを先発から外したという。
ただ、指揮官は試合後にラッシュフォードの先発落ちについて聞かれるとこう述べていた。
「彼がプレーしないのは普通のことだ。3~4日ごとに試合があるからね。出場時間を調整する必要がある。
今日はラフィーニャもハーフタイムに交代させた。イエローカードを受けていた彼(ラフィーニャ)を失いたくなかったのが理由だ。
我々は選手たちのケアをしなければいけない。ラッシュフォードに何か問題がないことを願う」
遅刻とは明言せず、ローテーションの一環としていたようだ。
なお、ラッシュフォードはここまで6試合で290分ほどプレーしている。