2022年ワールドカップで優勝したアルゼンチンは、南米が誇るサッカー大国だ。
そうしたなか、同国2部のサンテルモは25日に18歳だったカミロ・エスネスト・ヌインが亡くなったと訃報を伝えた。
彼は膝の手術中に命を落としたとされており、『20minutos』などによれば、父親が悲痛な思いを口にしたそう。
「彼は前十字靭帯を断裂していたので、膝の手術をするために病院に行った。信頼できる外科医による予定通りの手術だった。
手術室に入ってから1時間後、合併症を告げられた。理解できなかった。なぜ合併症が起こるのか?膝の手術を受けている人間を蘇生させているのか?
そして別の人間が『彼は死んだ』と告げた。その瞬間から何も覚えていない。
(亡くなった後)彼と一緒にいた。抱きしめ、キスをした。
唯一話した相手は外科医だった。靭帯を交換するために2つ目の移植片を取り除いた際、『とめろ、彼は(呼吸が?)止まった』と言われたと。
彼はなぜなのかよく理解できなかったようだ。
どうやら麻酔科医か麻酔の投与にミスがあったようだ。解剖後でなければ精査できない。これは医療過誤だと思う。
胸が張り裂けるような痛みで、言葉では言い表せない。動けずに突っ立っているような感じだが、実際には文字通り死んでいるような感覚だ」
『La Nacion』によると、心臓専門医は、急性肺血栓塞栓症や麻酔の副作用などで心肺停止に至った可能性があると指摘している。