
27日に行われるAFCチャンピオンズリーグエリートの試合で横浜F・マリノスが対戦するアル・ナスル。
近年大きな投資を行ってきたサウジアラビアのなかでも、最も早くスター選手を獲得してきたチームだ。
今回はそのアル・ナスルから「最強の外国人選手6名が受け取っている年俸額」をご紹介する。
クリスティアーノ・ロナウド
国籍:ポルトガル
今季の公式戦成績:36試合32ゴール4アシスト
年俸:2億万ユーロ(およそ324.22億円)
現在40歳の大台を迎えたクリスティアーノ・ロナウドであるが、アル・ナスルでも全く衰えることなくゴールを量産し続けている。キャリア通算1000ゴールまであと50あまりとなっており、その記録達成も現実的に見えてきた。
チームは現在サウジアラビアリーグで3位と優勝の可能性は低くなっているものの、だからこそAFCチャンピオンズリーグでは頂点に上り詰める意欲は高いはずだ。
キャプテンマークを巻いて得点ランキングトップに立つロナウド。年俸はなんと2億ユーロほどであると言われているが、サウジアラビアリーグを世界の舞台に引き上げた立役者としての価値はそれ以上に大きかった。
サディオ・マネ

国籍:セネガル
今季の公式戦成績:40試合10ゴール12アシスト
年俸:4000万ユーロ(およそ64.84億円)
リヴァプールでモハメド・サラーやロベルト・フィルミーノとともに伝説的な3トップを組んだマネ。2023年夏にバイエルン・ミュンヘンからアル・ナスルへと加入した。
2027年までの契約で、年俸はおよそ4000万ユーロ。好条件を勝ち取った彼はクリスティアーノ・ロナウドらとともに強烈な攻撃陣を形成しており、ゴールとアシストの両面で結果を残している。
スピードはかつてほどのものではないと言われているが、逆に回りを活かしながらプレーする能力については高まっているとも。
エメリク・ラポルト

国籍:スペイン
今季の公式戦成績:27試合4ゴール
年俸:2500万ユーロ(およそ40.53億円)
サディオ・マネと同じく2023年夏に加入したラポルト。当時28歳にしてマンチェスター・シティからサウジアラビアに移籍すると発表されたときには、サッカー界から大きな驚きの声が上がった。
主力としてすぐにポジションを掴んで活躍したが、今季は怪我のために離脱を繰り返しており、なかなか継続的にプレーすることができていない。
とはいえプレーできればその能力は確かなもので、守備だけではなく攻撃面やセットプレーでも力を発揮している。
ジョン・デュラン

国籍:コロンビア
今季の公式戦成績:12試合7ゴール
年俸:2000万ユーロ(およそ32.42億円)
この1月のマーケットでアストン・ヴィラからアル・ナスルに加入した21歳のコロンビア代表ストライカー。ヨーロッパのビッグクラブが狙っていると言われるなか、サウジアラビアを新天地に選んだ。
加入からすぐにポジションを確保し、サウジアラビアリーグでは9試合5ゴール、ACLでは3試合2ゴールと大爆発。周囲のスターの影に隠れることなく、その才能の素晴らしさを証明している。
まだ若い選手であるがアル・ナスルからは2000万ユーロの年俸を約束されていると言われており、契約も2030年夏までの長期となっている。
マルセロ・ブロゾヴィッチ

国籍:クロアチア
今季の公式戦成績:34試合1ゴール6アシスト
年俸:2500万ユーロ(およそ40.53億円)
インテルで長く活躍したクロアチア代表MFのブロゾヴィッチ。現在32歳になった彼であるが、まだまだ第一線で働き続けている。
チームの構成上守備的ミッドフィルダーが少ないこともあり、常に中盤の要として欠かせない存在に。アル・ハッサンやアル・ハイバリーなどとコンビを組み、常に重要な役割を果たしている。
給与については年2500万ユーロほどであると伝えられており、チーム内でも有数の高給取りだ。その状況もあってか、まだまだサウジアラビアを離れるつもりはないようだ。
オタヴィオ

国籍:ポルトガル
今季の公式戦成績:32試合5アシスト
年俸:1300万ユーロ(およそ21.07億円)
FCポルトで活躍したブラジル出身のポルトガル代表ミッドフィルダー。2023年にヨーロッパを離れてアル・ナスルに加入し、チームの重要な戦力となっている。
代表チームでもともに戦うクリスティアーノ・ロナウドのサポート役を果たし、ボランチやウイング、トップ下など様々なポジションで起用されている。
移籍金が6000万ユーロと非常に高額だったこともあってか、年俸は1300万ユーロほどだそうだ。