日本代表FW中村敬斗がおよそ100日ぶりにピッチに戻ってきた。

昨シーズンはスタッド・ランスで11ゴールと活躍したが、クラブがフランス2部リーグへ降格したことで難しい状況に陥った。

中村は体調不良を理由に今夏の日本ツアーを欠場。移籍を志願するも残留を狙うクラブと対立状態に陥り、練習にも参加しない状況が続いていた。

その後、移籍市場がクローズになるとチームに復帰。そして、20日に行われたアウェイでのサンテティエンヌ戦の後半13分からピッチに立った。

中村は後半24分にテディ・テウマのゴールをお膳立てするも、チームは2-3で敗れている。

中村が公式戦でプレーするのは、6月10日の日本代表対インドネシア戦以来(クラブレベルでは5月29日以来)。

地元紙『Sport Club Reims』は「中村の投入で、攻撃に新たな息吹が吹き込まれた。70分には中村が同点に追いつくチャンスもあった。シーズン2敗目となったものの、この敗戦は希望を与えてくれる。ランスは、素晴らしいアグレッシブさ、スピリット、卓越した技術力を備えており、当然ながらもっといい結果に値した」と伝えていた。

なお、スタッド・ランスの関根大輝は先発から68分間プレーした。

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