ポルトガル1部の名門FCポルトは11日、J1横浜FCから日本人MF永田滉太朗の獲得を発表した。
現在20歳の同選手は、2018年に川崎フロンターレU-12から横浜FCジュニアユースに入団。同クラブのアカデミーを経てJリーグの舞台を経験する前に、2023年に同国3部(昨季まで2部)UDオリヴェイレンセへ期限付き移籍してプロデビューを飾った。
昨季はリーグ戦29試合に出場して3ゴール1アシストを記録。ポルトガル2部での活躍が評価され、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝経験もある国内の名門へとステップアップした。
今年でポルトガル生活が3年目を迎える永田。ポルトの公式Xでコメントを求められ、その様子が話題になっている。
Kotaro Nagata está “muito feliz” por fazer parte de “um Clube que tem uma grande história” #FCPortoB pic.twitter.com/INv3rBcxtI
FC Porto (@FCPorto) July 11, 2025
「素晴らしい歴史を持つクラブの一員になれてとても幸せ」などと、通訳を通さずポルトガル語でインタビューに答える姿を披露した。
このポストには、「一つ確かなことは、ポルトガルに来てまだ短い期間ですが、すでにポルトガル語をとても上手に話せるので、私たちファンはあなたの成功をすでに確信しているということです。それは非常にプロフェッショナルな行為です」「彼はもうすぐAチームに入るような気がする」など、現地のサポーターからも多くの好意的な反応が寄せられた。
当面はBチームでの出場となるが、言語の問題をほとんどクリアしているため、監督やチームメイトから信頼を勝ち取るのに時間はかからないだろう。若きサムライの挑戦に期待だ。