27節を終えた今季の明治安田J2リーグ。
V・ファーレン長崎は清水エスパルス、横浜FCに次ぐ3位につけ、7シーズンぶりのJ1昇格を視界にとらえている。
長崎では、待望の新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」がほぼ完成。今月6日、選手たちが見学に訪れた時の様子をクラブ公式チャンネルが伝えている。
ピッチのすぐそばに迫るスタンドに、高くそびえるホテル棟。夢のような光景に「日本なのかな本当に」といった選手の声も。
「率直にすごいなという感想で、本当にここで早く試合をして、サポーターの皆さんと喜びを分ち合いたいなと本当に思いました」とコメントしたのはキャプテンの秋野央樹。
一番すごいと感じた点について「スタンドとの距離」と答えた29歳は、自身がトップ昇格してプロとなった柏レイソルのホーム、三協フロンテア柏スタジアムと比較して「それ以上に近くてびっくりしています」と驚きの表情を浮かべた後、以下のように力強く語った。
「これだけの近い距離でファン・サポーターの皆さんの力をいただけるので、自分たちはアグレッシブなプレーをして、自分たちがサポーターの皆さんにまた元気を与えられるようなプレーをしたいなと思います」
そんな長崎は今週、21日(水)に天皇杯ラウンド16で横浜F・マリノス、24日(土)にはJ2第28節でレノファ山口FCといずれもホームのトランスコスモススタジアム長崎で対戦する。
注目の新スタジアムでの試合は、10月6日(日)の大分トリニータ戦を皮切りにリーグ戦3試合を開催予定。
なお、「長崎スタジアムシティ」オープン前日の10月13日(日)には“こけら落とし”として、地元出身の福山雅治さんによるフリーライブが大々的に行われる。