今夏、フランス2部リーグに降格したスタッド・ランスから古巣であるベルギー1部ヘンクに移籍した伊東純也。
32歳の日本代表ウィングは、21日のユニオン・サン=ジロワーズ戦で今季リーグ戦初ゴールを決めた。
右サイドを主戦場とする伊東だが、ヘンクではこのところ左サイドでの起用が続いており、この日も左ウィングで出場。
すると、後半11分に逆サイドからのボールにフリーで走り込むと、見事なダイレクトシュートを叩き込んだ。
『Sporza』は「伊東がスペースに走り込み、同点ゴールを決めた。見事なフィニッシュ!」と称賛。また、『Voetbalkrant』も「伊東が流れを変える。最も危険な存在だ」と讃えていた。
伊東の得点で同点に追いついたヘンクだったが、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫し、1-2で敗戦。これで3試合勝ちなしとなった(1分2敗)。
伊東のゴールをアシストしたヤルネ・ステウカースは、「本当に残念。いいサッカーをしていたのに最後にあんな失点を許してしまい本当に悔しい。これは最悪の状況だが、立ち直らなければならない。これは完全に自分たちの責任」とうなだれていた。
ヘンクは25日にUEFAヨーロッパリーグでレンジャーズと対戦する。