先日行われたインターナショナルマッチウィークでのアメリカ遠征で1分け1敗という結果に終わった日本代表。

韓国メディアの『スポーツ朝鮮』は、その日本代表のプレーについて「致命的な弱点があった」と伝えている。

アメリカでのアウェイニ連戦において、日本代表はメキシコ相手に0-0とスコアレスドローに終わり、さらにアメリカには0-2と敗戦することになった。

スポーツ朝鮮は「日本は厳しい状況に直面することが予想さていた。9月の国際Aマッチを前に負傷者が続出していたからだ」と書き、多くのメンバーを失っていたことを示唆。

さらに「主力センターバックである伊藤洋輝と冨安健洋の復帰はまだまだ遠く、町田浩樹もアメリカ遠征を前に怪我で離脱した。さらに中盤でバランスをとる田中碧と守田英正もプレーできていない」とコメントした。

そして「そのため日本代表を率いている森保一監督はこれまで招集機会の少なかった選手を起用するなど実験的なメンバー構成を余儀なくされたが、結果は大失敗に終わった」と評論している。

記事は日本代表の課題として「主力とバックアップの格差が非常に大きいことが明らかになった」と伝えていた。

ただそれと同時に、「韓国でも同様の問題が露呈する可能性がある」とも伝え、その点で言えば「選手の層が日本よりも薄い韓国では更に深刻だ」とも。

このインターナショナルマッチウィークで日本と同じくアメリカ&メキシコと対戦した韓国は、メキシコに2-2の引き分け、アメリカに2-0の勝利をあげている。

しかしながら「この2試合を通してソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ジェソンの重要性が改めて明確になり、この3人が出られるかどうかでチームが大きく変わる」とも。

「想像したくもないことだが、この3人が全員ワールドカップに出られるという保証もない。日本ならば他にもヨーロッパで戦う選手がいるが、韓国にはソン・フンミンやキム・ミンジェ、イ・ジェソン、イ・ガンインらの代わりを務められるような選手はいない」と不安も吐露しているようだ。

実際にイ・ジェソンはアメリカ戦でハムストリングを痛めており、早期の代表離脱を余儀なくされている。

ワールドカップを1年後に控えてけが人の続出に苦しむ日本。それを見て、隣国の韓国も同じような状況に陥ることを懸念しているようだ。

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