現役時代、オランダ代表の中心選手として活躍したエドガー・ダーヴィッツ氏は、かつて信頼していた友人に18万8000ポンド(およそ3700万円)相当の美術品を盗まれていたという。

『The SUN』によれば、今回北ロンドンの裁判所においてダーヴィッツ氏の美術品窃盗事件の審理が行われ、被告の女性ナビラ・ハビビー氏が罪を認めたとのこと。

事件は2014年12月に発生したもの。ダーヴィッツ氏が当時友人であったハビビー氏を自身の邸宅に長期滞在させていた際に起こっていたという。

ハビビー氏はダーヴィッツ氏の家に住んでいた数年間で37点の美術品コレクションを盗み出し、質屋へと持ち込んで現金化していたとのこと。

ダーヴィッツはそれに全く気づいておらず、美術品は倉庫に保管されていたと思っており、ハビビー氏がそれを守ってくれていると考えていたという。発覚したのは3年後で、それがオークションに出品されたことがキッカケだったそうだ。

英国人アーティストのポール・インセクト氏が個人的にダーヴィッツ氏へと贈った絵画がオークションで落札されていた。そして購入した香港在住の人物がインセクト氏にInstagramでメッセージを送ったことで窃盗が発覚し、ダーヴィッツ氏が警察に報告したという。

盗まれた37点の美術品は総額18万8000ポンドほどの価値があったと伝えられている。

なお、ナビラ・ハビビー氏は2014年の1件と2016年の1件の窃盗の罪を認めているが、さらに複数件の窃盗の疑いがあり、判決は11月まで延期されたとのことだ。

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