UEFAチャンピオンズリーグは20日、本選出場をかけたプレーオフの1stレグが欧州各地で行われた。
スコットランド王者セルティックは、カザフスタン王者のカイラト・アルマトイとホームで対戦。
日本人選手は、旗手怜央と前田大然がフル出場。今夏チームに加わった山田新はベンジャミン・ニグレンに代わって77分から出場した。
地元メディア『67 Hail Hail』はこの試合での3選手のパフォーマンスをそれぞれ以下のように評している(評価は10点満点)。
旗手「5点。あまりにも多くの場面でフィジカルで弾き飛ばされ、決定的なパスをまったく出せなかった」
前田「5点。セルティックの大黒柱と目される男にしては静かな夜であり、さらにこの日最大の決定機も無駄にしてしまった」
山田「6点。非常に粗削りで、まだ多くの課題が残っているが、そのハードワークと走ろうとする意欲については申し分がない」
3人の中で最も評価が高かったのは山田。川崎フロンターレから移籍してきたばかりの25歳FWは、持ち前のハードワークをこの試合でも発揮してみせた。
ただ、チームの主力で移籍も噂される旗手と前田に対する厳しい評価は、期待の裏返しでもあるはず。
攻守における高い組織力が光ったカイラトを相手に、セルティックが無事CL出場を果たせるのか。6日後の8月26日に行われるアウェイでの2ndレグが注目される。