J1の鹿島アントラーズは、6日に行われたアビスパ福岡との天皇杯4回戦に3-2で競り勝って、準々決勝進出を決めた。

鹿島のエースである鈴木優磨は、後半に痛恨のPK失敗を喫するも、延長戦で決勝点となるヘディングシュートを叩き込んだ。

悪童として知られる鈴木は、元同僚である福岡FW金森健志とバチバチやりあっていたようだ。

金森は鈴木と握手する写真とともに「こんなに仲良いのに試合中あんなにキレてくるのなんで!?!?!」とのメッセージをSNSに投稿。すると、鈴木は目がハートの絵文字を送り返していた。

31歳の金森は、29歳の鈴木と鹿島で21試合ともにプレーした間柄。その金森は、オーストラリアのメルボルン・シティFCへの移籍が決まっており、これが福岡でのラストマッチだった。後輩である鈴木からの、手荒い餞別だったのだろうか。

J公式によれば、福岡の金明輝監督は「(金森は)たくさんの貢献をしてくれたレジェンド選手でもありますので、勝って送り出してあげたかった。アントラーズさんにも所属したので、そういう中でゲームができて多少なりとも喜びがあったと思います」と語っていたそう。

また、イラン人FW シャハブ・ザヘディも「健志のことについて言わせてください。彼とは1年半以上一緒にチームメートとしてやってきました。キャラクターとしても人間としても本当に好き」と別れを惜しんでいたという。

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