まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン
まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン

イタリア1部ユヴェントスとキットサプライヤーのadidasは10日、今シーズンのサードユニフォームを発表した。

昨季のサードモデルと同様に馬のエンブレムが今季も復活。

意外な“透かしデザイン”にも注目の一着だ。

Juventus 2025-26 adidas Third

まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワイ...の画像はこちら >>

ユヴェントス 2025-26 adidas サード ユニフォーム

新サードユニフォームは、ブラックとアンスラサイト(濃灰色)を組み合せたダークカラーを採用。

襟と袖にはホームキット色のホワイトとブラックを配し、肩のスリーストライプスはダークグリーンで彩る。ユヴェントスのユニフォームとしては珍しい色の組み合わせとなった。

ストライプを走らせる襟のデザインは、90年代のadidasのユニフォームを彷彿とさせる。

まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン
まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン

アウトラインがボーダー柄のように見える馬のエンブレムは、1970年代から80年代にかけて使用した旧デザインが再登場。右胸のトレフォイル(adidasロゴ)とともに、クラシックな雰囲気を演出する。

また、全体を覆う透かしのグラフィックも特徴的。描かれているのは果実のブドウ(と葉)で、ホームタウンであるトリノ市が属するピエモンテ州の景観や代表的な産業にインスピレーションを得ている。

まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン
まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン

「ピエモンテワイン」という言葉もあるくらい、ピエモンテ州はイタリアを代表するワインの一大生産地。その歴史は古く、本格的なワイン造りが定着したのは古代ローマ時代とも言われている。

今作のデザインは、そのワイン用のブドウを栽培する「ブドウ畑」を表現し、地元の伝統的な産業に敬意を表したもの。

一見すると意外な色と感じるスリーストライプスのダークグリーンは、ブドウの葉の色をイメージしたものだ。

まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン
まさかのブドウ柄!イタリア名門クラブの新ユニフォームは「ワインの産地」へ敬意のデザイン

馬とブドウが異色の組み合わせとも言えるサードユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、adidasオンラインストアで販売中。

なお、基本的には胸スポンサー「Jeep / Visit Detroit」ロゴ無しでの販売となるが、クラブ公式ストアでは“無料オプション”でロゴのプリントを選択することも可能だ。

編集部おすすめ