日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯は、アメリカ・カナダ・メキシコで共催される。

開催国を除き、現時点で出場を決めているのは、アジアの6か国(日本、韓国、イラン、オーストラリア、ヨルダン、ウズベキスタン)、南米の6か国(アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、コロンビア、パラグアイ、ウルグアイ)、そして、オセアニアのニュージーランド。

そこにモロッコが加わることになった。

アフリカ予選のグループEを戦うモロッコは、5日に行われたニジェール戦に5-0で勝利。この結果、3試合を残してグループ1位が確定し、アフリカ勢一番手として本大会行きを決めた。

グループ内で一強といえる存在だったモロッコは、6試合全勝(19得点・2失点)という圧倒的強さで、3大会連続のW杯行きを勝ち取った。

『Kooora』によれば、この日がこけら落としだったムーレイ・アブドゥラ王子スタジアムでW杯行きを決めたモロッコのワリド・レグラギ監督は「開場直後の壮麗で伝説的なスタジアムで出場権を獲得できたことは、誇りと喜びの源。6連勝と完璧なスコア、数字がすべてを物語っている。この素晴らしいチームの実力を反映した、当然の出場権獲得だ。チーム全体の雰囲気は素晴らしく、野心も高まっている。以前のように出場権獲得を祝うだけではもはや受け入れられないが、このチームはこれまでの成果を称賛されるべきだ」と話していたという。

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