7月3日にスペインでの交通事故で死去したリヴァプールFWディオゴ・ジョタ。プレミアリーグの第一戦で活躍しているスターの訃報とあって、世界的に大きなトピックとなっている。
様々なクラブや選手がディオゴ・ジョタの死去に対してメッセージや声明を発表しており、特に同じリヴァプールでプレーしている選手のコメントは大きな話題になった。
その中で、彼と仲が良かったと言われるスコットランド代表DFアンディ・ロバートソンは、「これまでの外国人選手のなかで最もイギリス人らしい人物だった」とコメントしていた。
「今、僕が最も考えているのは家族のことだ。彼らが受けた喪失は耐え難いものだろう。ディオゴとアンドレというかけがえのない魂を失ったことを、心からお悔やみ申し上げたい。ともにこの困難を乗り越えるため、どれだけ時間がかかろうとも努力をしていきたい。
仲間について、そして親友について話したい。愛すべき人物であったし、心から懐かしい男だ。選手としての彼のことなら何時間話しても足りないが、今はそんなことはどうでもいいような気がする。
彼について言えば、その人柄だ。その人間性だ。本当にいい人だったし、最高の人物だった。
大切な人たちへの愛情や楽しさに満ち溢れていた。これまで出会った外国人選手の中で、最もイギリスらしい選手だった。
よく冗談を言っていた。彼は本当はアイルランド人なのではないかと。僕は、彼はスコットランド人なんだと主張しようとしていたよ。『ディオゴ・マクジョーター』と呼んだこともある。
一緒にダーツや競馬を観戦して楽しんだ。今季のチェルトナム競馬は我々にとって最高の思い出の一つだ。そして最後に会ったのは、彼の人生において最も幸せな結婚式の日だった。
あの魔法な日に見た、彼の絶え間ない笑顔。それは今でも忘れることはない。
別れを告げなければいけないなんて信じられない。あまりにも早すぎて、とても辛い事実だ。でも、僕の人生の中にいてくれたこと、それをより良いものにしてくれたことに、ありがとうと言いたい。愛しているよ、ディオゴ」
ディオゴ・ジョタはとても誠実な人間性を持っていた選手だったほか、イギリス人なのではないかと言えるほど現地に馴染んでいたという。