今月8日にプレミアリーグ・トッテナムへの移籍が発表されたJ1川崎フロンターレの日本代表DF高井幸大。
移籍に際しては、Jリーグ史上最高額の500万ポンド(約9.9億円)の移籍金が発生したともされており、現地イギリスでもそのポテンシャルに注目が集まっている。
そんな中、イギリスメディア『talkSPORT』は8日、高井の獲得が「お買い得な移籍となるかもしれない」と解説する記事を公開した。
同記事は高井が活躍できる理由として、過去の対戦歴を挙げた。
高井は今年4月にアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝でサウジアラビアのアル・ナスルと対戦。同チームにはマンチェスター・ユナイテッドで活躍したクリスティアーノ・ロナウド、リヴァプールで活躍したサディオ・マネ、アストンヴィラで活躍したジョン・デュランなど3人のプレミアリーグ経験者と対戦した。
結果的に川崎は3対2でアル・ナスルに勝利。ロナウド擁する豪華攻撃陣からリードを守り切った高井の守備力はプレミアリーグでも大きく通用するという。
ジャーナリストのアラン・ギブソン氏は高井について「ロナウドが60分くらいプレーしていたことに気づかなかった。本当に、小さな画面で観ていたから、ロナウドがそこにいることをすっかり忘れていたんだ」と称賛するコメントを残している。
現地からの期待も厚い高井、応えるような活躍を残すことができるだろうか。