今月7日に開幕する東アジアE-1選手権2025では、15日に3年ぶりに日韓戦が行われる。

先月26日、大会を直前に控えた日本代表の森保一監督と韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督による異例の対談が千葉県内の日本サッカー協会(JFA)夢フィールドで行われた。

韓国メディア『朝鮮日報』が伝えている。

この特別対談は、日韓両国の国交正常化60周年を記念して共同通信社が主催したもの

森保監督は「韓国のサッカーは一番最初にアジアの頂点に到達し、日本がこれを追撃した。日本サッカーが成長していまでは韓国とライバルであり仲間としてアジアを導けてうれしい」とコメント。洪監督は「韓国サッカーも最近の日本の成長を大きなモチベーションにしている」と述べた。

森保監督と洪監督は選手時代に、日韓戦で何度も対戦している。

洪監督は1997年から2001年までベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)、柏レイソルでプレーした経験があり、サンフレッチェ広島でプレーしていた森保監督と対戦した。

「覚えている最も印象的な日韓戦」について問われた両監督。

森保監督は1998年に韓国で行われたフランスワールドカップ予選で日本が2-0で勝利した試合を挙げ、「ワールドカップに出るには韓国という高い壁を越えなければならなかったが、実際に成功して感慨深かった」と明かした。

洪監督は1993年にカタール・ドーハで行われたアメリカワールドカップ予選で日本に0-1で敗れた試合を挙げた。

二人の代表監督が共通して印象深いと話した日韓戦は、2012年のロンドン五輪3位決定戦で実現した試合だった。

この試合でホン監督が率いるU-23韓国代表が2-0で勝利し、銅メダルを獲得した。森保監督は「世界トップを争う舞台で両国が対決すること自体がうれしかった」と話した。

現役時代に熱い火花を散らした両監督は、15日に韓国・龍仁ミルスタジアムで再び相まみえる。

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