まず、今年は秋に開催される新日本プロレス最強戦士決定戦『G1クライマックス30』の関西地区大会日程がアナウンスされた。
さらに、9月27日には兵庫・神戸ワールド記念ホール大会、そして10月10日には再び大阪府立体育会館に再上陸することも発表された。既に、10月16日から18日まで東京・両国国技館3連戦の日程が発表されている、初の秋開催となるG1だが、記念すべき30回大会も約1か月に渡る過酷なツアーになるのは間違いなさそうだ。
また、地上波の放送時期が地域によって異なることから、放送が追いつく(追い越す)などの理由により休止中だったBS朝日『ワールドプロレスリングリターンズ』が、4月より1時間枠で復活することが発表された。この番組は、テレビ朝日系列で全国放送されている『ワールドプロレスリング』(30分枠)に、入場シーンをノーカットにしたり、選手が試合を振り返るコメントを追加収録して再編集するなど好評だった。
そして、昨年4月にアメリカROHとの合同興行として初進出したアメリカ・ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)への再進出が決定。オリンピック閉会式とパラリンピック開幕式の狭間となる日本時間8月23日に『WRESTLE DYNASTY』のタイトルで開催される。発表されたロゴにはROHのマークはなく、今回は新日本の単独開催が濃厚だ。
7月の北海道ツアーに続いて、8月のMSG、9月のG1開幕戦が発表されたことで、2020年の新日本プロレスの骨格が見えてきた。
(どら増田)