問題となっているのは、東京オリンピックの感染対策について取り上げていた際の一幕。
この発言について、話を振られた岡田氏は「ワクチンはですね、非常にいいワクチンと言われておりますが、(有効性の)95%とか94%っていうのは、発症予防効果なんですよね」と指摘。「発症阻止であって、感染阻止ではないんですよね」と断言した。
続けて、岡田氏は「ワクチンを打った方が濃厚接触になりました、と。その方をPCR検査すると、陽性になるんですね。でも、発症しない」と説明。
しかし、ファイザー社製ワクチンについては、同社が95%の感染予防効果があるという臨床試験の結果を発表。今年3月には米疾病対策センター(CDC)も、ファイザーとモデルナのワクチンが感染の防止にも有効だとする調査結果を発表している。
そのため、この岡田氏の発言に対し、ネット上からは疑問の声が噴出。ツイッターでは、医師の木下喬弘氏が「岡田晴恵さん、またテレビで堂々と間違えてますね」「テレビ業界の方は、こんなレベルの知識の人が普通に間違ったことを話してても気にならないんでしょうか?」と指摘。
>>「コロナの女王」岡田晴恵氏、なぜ露出が減った? 新たなメディアで活躍か<<
また、医師で小説家の知念実希人氏も「この岡田さんは情報を全くアップデートしていません」と批判し、「すでに90%前後の感染予防効果があることは、様々なデータからかなり前に判明しています。
今月17日には『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、「(すでにコロナに感染した人は)ワクチンの接種は必要ない」と事実誤認発言をしていた岡田氏。再びの誤った発言に、またも信頼を失ってしまったようだ。
記事内の引用について
木下喬弘公式ツイッターより https://twitter.com/mph_for_doctors
知念実希人公式ツイッターより https://twitter.com/MIKITO_777