ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(享年87)による“魂のレイプ”騒動は、収まる気配を見せない。
そんな中、ある有名芸能人も忌々しい思い出を口にしている。はるな愛だ。
はるなと言えば、ニューハーフのお笑いタレントのパイオニア。
>>SKE須田亜香里、過去の性被害告発「可哀想だと思わないで」衝撃的な被害に驚きの声集まる<<
物心がついたころから、体は男で恋愛対象も男。LGBTQで言うゲイで、自身の性自認は女。幼年期から、将来の夢は女性アイドルになること。女の子が身につけるファッションやアイテムを好んだ。
70歳ほどの高齢男性から、身体接触を強要されていたのは小学生の時。地元・関西ではそれなりに名の通った歌のレッスンの先生だった。普段は物腰が柔らかく、親や親せきが同行した時は優しいおじいちゃんだった。ところが、1人で行った日は布団が敷いている部屋に案内されて、身体を触られて、口淫行為された。目をつぶって、必死に耐えた。
ある週末は、先生が親に「週末はうちで1泊して、練習を強化する」と案内した。
「この先も嫌なことが続くんだ」と思い、ようやく親に泣きながら訴えた。父は先生に、「子どもにそんなことをして、泣いてるじゃないか!」と怒鳴り、絶縁。ようやく悪夢から抜けられた。
「先生はほどなくして亡くなり、葬儀に出席した時は同世代ぐらいの少年が複数いました。
先生はしょっちゅう、野菜がゴロゴロ入ったカレーを作ってくれた。それを食べている最中は、「これを食べた後に、またあの布団で寝なあかんねんや」って思っていたという。今でも、布団が敷かれている部屋は嫌い。被害からおよそ40年も経ったが、フラッシュバックはあるという。
(伊藤由華)