8.6秒バズーカーのリズムネタ「ラッスンゴレライ」に対して、「バカ大学の文化祭」と評価していたビートたけしが27日、日本テレビしゃべくり007」に出演し、悪口ではないと否定した。

 3月8日に放送されたTBS「北野演芸館9~たけしが本気で選んだ芸人大集結SP~」で8.6秒バズーカーは大人気ネタ「ラッスンゴレライ」を披露。

彼らの芸を見たたけしは「バカ大学の学園祭」とコメントしていた。

 「しゃべくり007」では、「孫娘がもし結婚したい人で、連れてきたのが8.6秒バズーカーだったら?」と質問されると、「殺すね」とジョークを飛ばしたたけし。番組後半では、たけしがおそらく会いたくないであろう人を勝手に調査して集めたスペシャル企画「たけしが会いたくない人」を実施し、逆風の中、8.6秒バズーカーが登場した。8.6秒バズーカーの田中シングルは、たけしのコメントについて「愛のある感じだと思っていた」と心境を明かし、「認めて頂きたい」と懇願した。

 その言葉を受けて、たけしは「よ~くネタ見てないのかもしれない」と若干反省。絶好のタイミングで8.6秒バズーカーは「ラッスンゴレライ」を生披露したが、たけしは真顔で一回も笑うことはなかった。


 ただ、「これをずっと営業でやるわけ? すげーなー」と驚いており、「バカ大学の文化祭」と評価したことにネット上では悪口や酷評と表現されていたが、「いや、悪口じゃないよ。だって、バカ大学の学園祭ってそれでドッとウケたらいいじゃねぇかって」と否定。

 「普通の漫才やってて、隠し芸的に今売れているヤツ(ラッスンゴレライ)をやる体制の方がオレは良いと思う」とアドバイスした。