“ビッグダディ”の愛称で知られる林下清志氏が自身のブログで子育て論を披露し、ネット上で物議を醸している。

 ビッグダディと言えば、過去にドキュメンタリー番組『痛快!ビッグダディ』(テレビ朝日系)で通算32回の特番が組まれた。
子だくさんで知られる林下氏は現在、沖縄の飲食店で店長を務めており、自身の子どものほとんどは既に独立しているという。

 そんなビッグダディだが、4月30日にブログを更新し、自身の店に4人の子を含む家族連れが来店したことを報告。来店した家族と撮影した写真を公開しつつ、「今はもう兄弟が四人いると『多いね』と、いわれる世の中です」とつづった。

 ビッグダディは元妻の連れ子を含むと、20人の子を持つ父親。自身の経験から「子供は確かに一人よりも二人、二人よりも三人の方が大変です」としみじみ。その理由について「子供の面倒をしっかりみようとする意識から、頑張ってしまうからですしそれが親心というものなのでしょう」と持論を展開した。


 また、子どもが多ければ多いほど、一人一人の世話に費やす時間が減る一方で、逆にリラックスして子育てできるという。「子供が多いことによって親の腹が座ってくるので、子供にも迷いがなくなってきます」と林下氏は説いた。

 さらに、自身が迷うことなく大勢の子どもを育てることができたのは、「要領を優先せざるをえなくなったり、早くから『立派な父親になるのは無理だな』と気付いたからです」と、力が良い意味で抜けたことが要因だとした。

 大勢の子を持つ父親ならではの子育て論を展開したが、このブログにネットからは、「それは『腹が座る』のではなく、開き直ってるだけなのでは?逆に子どもが『諦め』を覚えてしまいます」「自分が正しいという思いはわかるが、それは自分の子どもたちに適用するのであって我々にはピンときません」「客観的にこの人の子どもたちが気の毒なのは事実。何のアドバイスにもならない」と否定する声が集まっている。

 ビッグダディは大勢の子どもたちを育て上げたが、その家庭は複雑で、子どもたちの職も安定していないようだ。
以前から子育て法に疑問を持つネットユーザーは多かった。今回も「参考にならない」とのブーイングが寄せられていた。

記事内の引用について
林下清志公式ブログより https://ameblo.jp/big-daddy0408