2024年4月1日、韓国・朝鮮Bizは「韓国の果物の価格が主要95カ国・地域の中で最も高いことが分かった」と伝えた。
国・都市別統計比較サイト「NUMBEO」の調査によると、韓国の3月26日時点のリンゴ1キロの価格は6.82ドル(約1032円)で、主要95カ国・地域中1位を記録した。
米国は4位(5.31ドル)、日本は7位(4.50ドル)、シンガポールは8位(4.21ドル)と集計された。スリランカ(2位、6.43ドル)は韓国と同水準で、3位(ジャマイカ、5.37ドル)から価格差が大きかったという。
リンゴの価格が上昇した理由は、生産量が急減したためとみられている。昨年の生産量は、前年比30%減の39万4000トンを記録した。
リンゴの他にバナナ(1キロ当たり3.44ドル)、ジャガイモ(1キロ当たり3.93ドル)、オレンジ(1キロ当たり5.71ドル)の価格も韓国が最も高かった。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「前政権の所得主導成長の弊害、コロナ支援金によるインフレ、そして最も大きいのはこの国の複雑な流通構造」「今の韓国では高くないものを見つける方が難しい。船や飛行機で運ばれてくるものより、国内で生産されたものの方が高い」「国会は何をしているのか。農水産法を改正しないと。韓国の農業カルテルは深刻だ。輸出制限も全て撤廃するべき」「農業をする人たちがもっと豊かに暮らさないと。