2024年4月25日、韓国・ヘラルド経済は「世界で初めてフォルダブル(折りたたみ式)スマートフォンを発売したサムスン電子が、『世界初のトリプルフォルダブル(三つ折り式)』の座を中国に奪われることになりそうだ」と伝えた。
記事によると、米国のITメディア「PhoneArena」や中国の情報筋が一斉に、ファーウェイ(華為技術)が世界で初めて三つ折りスマホを製品化する見通しだと伝えた。
サムスン電子は2019年に世界で初めてフォルダブルフォンを発売し、市場を主導してきた。そのサムスンに先駆けてのファーウェイによる製品化に業界は衝撃を受けているという。「現時点ではまだ市場性がないものの、『世界初』という象徴性は無視できない」と記事は伝えている。サムスンも三つ折りスマホの特許と試作品を公開していたが、製品化は来年になる見通しだという。
また記事は、「ファーウェイ、Vivo、シャオミ(小米)などの中国メーカーが『打倒サムスン』を掲げ、相次ぎ折りたたみスマホの新製品を出し猛攻撃を仕掛けている」と伝えている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「どれだけ技術が漏れたんだ…。対策が必要だな」「中国に技術を売り渡したやつらを全員捕まえて処罰するべき」「産業スパイは無期懲役でいい」「厳罰にして財産没収が妥当だよ」「韓国は法が甘く、中国に技術を売る売国奴に優しい国だな」などの声が殺到している。
その他、「文在寅(ムン・ジェイン)政権がサムスンをいじめた結果だ」「10回くらい折れるスマホを早く製品化しよう」「まあ、実際に製品が発売されてみないと、だよね。まともに使えるのかどうか」「三つ折りスマホなんて必要?」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)