中国メディアによると、中国重慶市の規画展覧館付近で27日、日本の「和服」を着て踊っていた女性2人が周囲にいた人の怒りを買い、多くの人が押し合いになる騒動に発展し、警察が介入する出来事があった。

在重慶日本国総領事館のホームページによると、重慶市規画展覧館は、同市の各種開発計画の歴史と現状や、中心部および周辺市区ごとの開発状況などを写真や図とともに簡略的に説明している施設。

中国では「和服」を着用して周囲にいる人とトラブルになる出来事がたびたび報じられ、「話題づくりのためにわざとやっている」との声もある。

今回の騒動に関連し、中国SNSの微博(ウェイボー)で、あるアカウントが「中国人の和服着用は許されるべきか」についてアンケートを実施した。記事執筆時点で、「特別な時期や場所では許されるべきではない」が42.3%で最も多く、「許されるべきではない」が36.6%、「許されるべきだ」が21.1%だった。(翻訳・編集/柳川)