台湾メディアの中時新聞網の6日付記事によると、中国浙江省でこのほど、帝王切開を受けることになった産婦の夫が、その場にいないだけでなく、「縁起の良い時間」まで待つよう求めて譲らず、医師がブチギレるということがあった。

医師は産婦にすぐ夫に電話するよう求め、電話がつながると、産婦の夫に対し、「産婦にはいつ産むかを決める権利があるが、状況が切迫しているので早急に帝王切開をしなければならない」と説明。「病院側としては、縁起の良い時間を選びたいとの考えについてはできる限り尊重するものの、縁起よりも人命の方が大事だ」と諭したという。

記事はこれについて、中国のSNS上で「時辰とか生肖とか縁起を担ぐ人は少なくない」「運命には逆らえない」「生まれた子どもに何かあったら病院のせいにするくせに」などのコメントが寄せられたと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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