野球の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は24日に決勝が行われ、台湾(チャイニーズタイペイ)が日本を下して優勝したが、試合前に日本選手が語った言葉が台湾でも話題になっている。
前日のスーパーラウンド最終戦では日本が台湾を9-6で勝利したが、この日は一転。
この結果で注目を集めたのは、東北楽天ゴールデンイーグルス所属の辰己涼介外野手(27)が試合前に発した「(決勝で台湾に)負けたらピッチャー転向する」との言葉。台湾の多くのメディアは、辰己のこの発言が日本のネット上で「調子に乗りすぎ」「相手への敬意を欠く」「負けたので約束通り投手に転向してください」などとして批判されていること、SNS上では辰巳のプロフィールを「投手」に加工した画像が出回るなどネタにされていることを伝えている。
なお、辰巳は試合後、「悔しいけど楽しかった」と語り、投手転向発言を撤回。「来季に向けて明日からすぐトレーニングやバッティング練習に取り組みたい」などと語った。
台湾のネットユーザーからは「そんなに簡単に約束を反故にするのか?」「口だけニキ」「自分でプレッシャーをかけ自滅したパターン」「投手として出場する最初の試合はぜひ見に行きたい」「日本人ってみんながみんなそんなに謙虚じゃない。台湾人は(日本人を)色眼鏡で見ている」「日本の武士道精神ってこんなじゃないはず。恥ずかしい」といった声が上がった。
一方で、「大丈夫。台湾人は冗談が分かるから」「1球でも投げてくれればそれでいい。われわれはそんなにしつこく絡むことはない。