中国共産党中央政治局は9日に会議を開き、2025年の経済活動について討議しました。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰しました。
会議では、来年の経済について「安定を保ちつつ成長を促し、成長によって安定を後押しする」ことを堅持するとした上で、「より積極的な財政政策と適度に緩和された通貨政策を実施する。消費を積極的に活性化し、投資効率を向上させ、あらゆる面で国内需要の拡大を図る。技術革新によって新たな質の生産力の発展をけん引し、現代化された産業体系を構築する。経済体制改革によるけん引力を発揮し、画期的な改革措置が効果を出すよう推進する。ハイレベルな対外開放を拡大し、貿易と外資導入を安定させる。重点分野におけるリスクを効果的に防止・解消し、システミックリスクが発生しない最低ラインをしっかりと守らなければならない」と指摘しました。また、貧困脱却の成果を持続的に固め、それを拡大し、地域の発展活力を強化し、グリーンな経済と社会発展への転換を加速し、民生の保障と改善を強化することなども強調されました。
会議ではさらに、紀律検査・監察機関に対して、「腐敗取り締まりに高圧的な姿勢で臨む態勢を維持し、腐敗撲滅を揺るぎなく推し進め、全面的で厳格な党内管理の新たな成果によって、中国式現代化の推進を強固に支えなければならない」ことが確認されました。(提供/CRI)