中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、労働節(メーデー)の連休中に日本を訪れた中国人女性の投稿があり、注目を集めている。

女性は「小日本」と日本の蔑称を用いながらも、「日本人には確かに目を見張るものがある」と主張。

「歴史の影響で、私も両親も日本に対して深い偏見を持っていたが、今日、私がここ(日本)を歩いてみると、目に映るのはただただ清潔な街並みと礼儀正しい人々だけだった」とした。

そして、「砂ぼこりがほとんどゼロの場所なんて本当に信じられない。衝撃的だった!」とし、「自転車も、バイクも、乗用車も、トラックも、ミキサー車も、乗り物はみんなピカピカに磨かれていた。(中国でよく言われる)地理的に海に面した都市であるというのは、砂ぼこりが少ないことの一面的な理由でしかない。清潔さを保つにはやはり、人の手が必要なのだ!」と述べた。

女性は、「誰にでも表と裏はあるが、多くの人はそもそも(善人を)装うことすらしない。私は単なる旅行者として自分の感じたことを述べているだけで、彼らを深く知ることはできないし、その必要もない。なぜなら私はここが好きではないから。どれほど良い場所であっても」としつつ、「それでもやはり、日本は確かにある部分においては素晴らしい国だと感慨を覚える!」とつづった。

中国のネットユーザーからは日本を持ち上げる内容に一部批判的な声があるものの、「そうとも。何でも軽々に結論を出さず、よく観察することが重要さ」「私も日本に半月いたけど、どうして自動車がみんなピカピカなのか、道路の線はくっきり引かれているのか、不思議だった」「日本は本当に清潔で見ているだけで心地いい」「日本は空が青い」「(日本は)アジアで最も人気を集める国」「東京から帰ってきたばかりだけど、本当に清潔だったとしか言えない。街にごみ箱はないのに道はきれいだし、公衆トイレは異臭がせず安心して使える」「日本に50回以上行ったことがあるけど、いくつかの点は文句のつけようがない。

公衆トイレの清潔さとか、公共の場所での喫煙がほとんどないとか、自動車の運転マナーが良いとか」「清潔さという点では、われわれはいつ日本に追いつけるか分からない」「日本人は細かいところを徹底的にやる。ここ(日本)で生活して長くなると、ほかの場所はどこも見劣りしてしまって適応できなくなる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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