JPモルガン・チェース中国部門の朱海斌(ジュウ・ハイビン)チーフエコノミスト兼中華圏経済研究責任者はこのほど発表した最新の見解の中で、2025年の中国経済成長率予測を調整した。
具体的には、中国の25年通年の国内総生産(GDP)予測を上方修正し、第2四半期(4-6月)から第4四半期(10-12月)の成長率(前期比年率換算)を3%に引き上げた。
また金融政策については、25年に中国人民銀行(中央銀行)が金利を30ベーシスポイント、預金準備率を100ベーシスポイントそれぞれ引き下げるとの予測を維持し、同行の金融政策の柔軟性が高まっているとの見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)