2025年5月23日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、京畿(キョンギ)道・安養(アニャン)の高校生が女性を侮辱する文言を書いたプラカードを手にした写真がネット上に拡散され、物議を醸している。
問題の写真は安養の高校に通う17歳の男子生徒2人が自らSNSに投稿した。
騒ぎを受け、同校校長は公式サイトに「本校生徒が不適切な文言を書いたプラカードを持って撮影した写真がSNSに掲示された件で多くの方にご心配をおかけしたことを深くおわびします」「縮小、隠蔽なく教育的観点から公正かつ透明に処理することを約束します」と謝罪文を掲載した。事実関係を調べたうえで男子生徒の処分については学校規定により慎重に決定するとしている。
学校側は「今回の件は人権意識の不足という問題を明らかにした。全校生徒が他人の権利を尊重し成熟した市民意識、人権意識を身に付けるよう、教育的対応に最善を尽くします」とコメントしている。19日には職員と生徒を対象にジェンダー教育を、21・22日には教育庁と連携した追加教育を実施したという。
男子生徒の個人情報流出については、2人の保護者が警察に捜査を求めて告訴状を提出。安養万安警察署が情報通信網法違反などの容疑で捜査を進めているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「君たちのお母さんはどうなの?子供のしたことだと言うにはあまりにも…」「こういう思想を持って育つ子供は本当に危険だと思う。完全に他人を自分の下に見ている。