中国広東省深セン市の地下鉄駅構内にあるエレベーター内で、女性が大便をしてそのまま立ち去る様子をとらえた防犯カメラの映像がネット上で公開され、ネットユーザーからモラルの欠如を指摘する声があがった。中国メディア・光明網が伝えた。


 公開された動画は4月22日午後撮影とされるもの。エレベーター内にいた40歳ぐらいの男女のうち、女性が突然ズボンを下ろしてしゃがみこみ、紙を持った手を尻のあたりまで伸ばしたのち、2人が中の物を残したまま立ち去る様子が約40秒にわたり映っていた。

 同市の地下鉄事業者は、映像が事実であることを認めた。一方で、「事件」が発生した地下鉄3号線の16駅には構内にトイレ設備がなく、駅付近の商業施設のトイレを借りる必要があることも明らかにした。

 映像は現在までに79万回再生され、多くのネットユーザーが事の一部始終を目の当たりにした。ユーザーからは「せめて片づけて行け」「体調が悪かったとしても、これはダメ」といった批判的なコメントが寄せられたほか、「やはり駅トイレの設置を考えるべきでは」という意見が出た。(編集担当:柳川俊之)
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