中国のSNS・小紅書(RED)に、日本で賃貸物件を退居したところ想定を超える費用が請求されたとの投稿があり、反響を呼んでいる。
投稿者は「敷金精算書」と書かれた書類の写真をアップしている。
投稿者は「4年半住んで先月退居したが、管理会社から請求書が届いた。退居時の立ち合いはなかった。この金額は自分の予想を大きく超えるものだった」とし、「入居時には床に傷があり、ガラス壁にはヒビがあった。壁紙の一部にも擦り傷などがあり、それらは写真に撮って報告した。どの(リフォーム)費用を交渉で下げることができるだろうか」と問い掛けた。
この投稿に、ネットユーザーからは「私は退居時に清掃費とかで3万余り取られた。全部きれいに掃除したのに」「私は築55年の物件で退居時に床板の張替えで50万円余り請求された。これまでに何人も住んでいるだろうに」「おとなしくだまし取られるしかない。日本では借り手が損をするのが当たり前。退居時に支払いがないケースはない」といった声が上がった。
また、「これくらい普通。うちの物件に住んでた人に19万円余り請求したら払いたくないのか逃げちゃって、保証会社に支払ってもらって今は保証会社が彼を追跡してる(笑)」「正直言ってこれは普通の金額。安くはないけど、間違いなく高くはない。引かれている項目はどれも仕方がないもの。退居時にいくらか出すことになるのは必然。私は新築に6年余り住んで退居する時に90万円請求された」「大家が中国人の部屋を借りた。1970年築。中は(最初から)ボロボロで1年半住んだ。退居時に160万円余り請求された。裁判で争おうと思う」といったコメントも。
一方で、投稿者が喫煙したことを指摘する声も多く、「たばこ吸ったのならおとなしく払いな」「たばこ吸うのに14万で済んだのは良い方」「たばこを吸う人は自分では臭いのきつさに気付かないからな。吸わない人からしたら部屋に入った瞬間分かる」「安いと思う。
このほか、「2年住んで退居時に徹底的に掃除した。1カ月後に通知が来て、敷金から1800円だけ引かれていて、残りは銀行口座に戻ってきたよ」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)