中国石炭工業協会によると、今年1~4月の全国の原炭生産量は前年同期比6.6%増の累計15億8500万トン、石炭の輸入量は同5.3%減少の累計1億5300万トンとなりました。
今年の国内の石炭生産量は引き続き増加し、輸入量は高いレベルを維持しており、消費量は小幅に増加しています。
一方、国内の石炭生産能力には余裕があり、山西省、陝西省、内蒙古自治区、新疆ウイグル自治区などでは先進的な生産能力の拡大が続き、年間国内石炭生産量は5%前後の増加となる見通しです。
中国の石炭業界はクリーン化、高効率化への転換を加速しています。内蒙古では、すでに各種の現代型石炭化学工業プロジェクト36件を完成させており、石炭からのガス製造、オレフィン生産能力は全国一となり、年間の原炭転化量は1億トンを超えています。(提供/CRI)