テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは1日夜、パリのローランギャロスで女子シングルス4回戦をおこない、中国の鄭欽文がロシアのリュドミラ・サムソノワを2-1で下し、初の準々決勝進出を決めました。鄭欽文にとって、グランドスラム大会の自己最高成績を更新することになり、中国選手としては14年ぶりに全仏ベスト8入りを果たしました。
昨年のパリ五輪で6連勝し優勝した鄭欽文は、全仏オープンでもこれまでに4連勝し、ローランギャロスでは通算10連勝を達成し、キャリア通算31勝目となるグランドスラム本戦勝利を記録しました。
次の準々決勝では、鄭欽文が世界ランキング1位のサバレンカとの再戦が期待されるとのことです。

なお、中国人選手が全仏オープンで初優勝したのは、2011年の女子シングルスの李娜で、アジア人初のグランドスラム優勝でした。(提供/CRI)