中国の習近平国家主席は9月2日夜、北京の人民大会堂で、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事に出席するため中国を訪問中のタジキスタンのラフモン大統領、マレーシアのアンワル首相とそれぞれ会談しました。
習近平国家主席は、タジキスタンのラフモン大統領との会談で、「中国はより多くの中国企業がタジキスタンに投資することを奨励し、双方が新エネルギー自動車、デジタル経済、インフラ建設などの分野での協力拡大を支持する。
ラフモン大統領は、「中国はSCOの議長国として積極的に役割を果たし、SCOが新たな段階に入ることを推進し、地域の平和と安定に重要な貢献をしてきた。中国人民抗日戦争勝利80周年を祝い、人類は歴史を記憶し、明るい未来を切り開くべきだ」との考えを示しました。
習主席はまた、マレーシアのアンワル首相との会談で、「両国は二国間関係の『ハイレベルと戦略的』という新たな方向性をさらに明確にし、全面的な戦略的協力を深める必要がある。多国間協力を強化し、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築を推進し、国際的な公正と正義を守り、グローバル·サウスの共通の利益を守っていくべきだ」と強調しました。

アンワル首相は、「習主席が提案したグローバルガバナンスイニシアチブは、グローバルガバナンスの問題に直面しており、グローバルガバナンスのレベル向上に大きな意義がある。マレーシア側は、マレーシアと中国の特別な戦略的パートナーシップを重視しており、あらゆる分野で協力を深め、両国国民により多くの幸福をもたらす用意がある」と述べました。(提供/CRI)