中国の習近平国家主席北京市内の人民大会堂で9月3日午後、インドネシアのプラボウォ大統領と会談しました。プラボウォ大統領は、中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念活動に出席するため訪中しました。

習主席は、「プラボウォ大統領が困難を乗り越えて記念活動に出席されたことは、中国とインドネシアの関係を重視する姿勢の表れであり、インドネシア国民の中国人民への真摯な友好の気持ちを示すものだ」と指摘しました。また、中国としては大統領の国政運営を支持し、インドネシアが1日も早く秩序と安定を回復し、インドネシアが壮大に発展することを支援する意向を明らかにしました。

習主席はさらに、「両国は正しい方向性を堅持し、戦略的な協力関係を全方位で深化させ、発展戦略を緊密に連携させる必要がある。そうすることで中国とインドネシアの関係は長期にわたり安定して発展し、地域や世界において模範的な役割を果たすことができる」と強調しました。習主席は加えて、「中国とインドネシアは共にグローバル・サウスの大国として、一方的な霸権行為や抑圧に対して共に反対し、地域の平和と安定、国際的な公平と正義を守るために協力する必要がある」と強調しました。

プラボウォ大統領は国内状況について、状況は安定に向かいつつあると説明しました。また、「中国人民と共に抗日戦争勝利80周年を祝うことができ、大変うれしく思う。インドネシアと中国は良き友であり、真の友人でもある。対中関係はインドネシア外交政策の重点中の重点だ。中国が長年にわたりインドネシアの経済社会発展に貴重な支援を提供してくれたことに深く感謝する。インドネシアは中国と共に両国関係をさらに発展させ、両国国民にさらに幸せをもたらし、地域の平和と安定に積極的に貢献していくことを期待する」との述べました。(提供/CRI)

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