台湾メディアの自由時報は3日、「国内旅行よりも安い?」と題し、ある航空会社の日本行きの航空券が780台湾ドル(約3800円)という破格の安値で販売されたことを伝えた。

記事によると、タイの格安航空会社「ベトジェットエア」が2026年3月のプロモーション航空券を発売し、台北発沖縄行きの片道最安運賃がたったの780台湾ドルだったことがSNS上で大きな話題を呼んだ。

あるユーザーがフェイスブックの沖縄旅行情報をやり取りするグループでこれを紹介すると、ネットユーザーからは「この値段はヤバい」「海外に行くのに墾丁(台湾のリゾート地)に行くより安いだって?」「これは突撃するしかないでしょ」といった声がある一方、「これ税抜き価格(燃油サーチャージや空港使用料を含まない価格)でしょ」といった指摘も出た。

また、「ベトジェットは遅延で有名」「飛行機に乗って離着陸を3回も体験したのは初めて」「一方的にキャンセルされたい人は買ってみるといい」「遅延、キャンセル、あるいは急な経路変更ばかり」「どんなに安くても二度と乗らない」といった厳しい意見も見られたという。

記事によると、最安の片道780台湾ドルは3月16日と26日のみで、そのほかは1100台湾ドル(約5300円)または1470台湾ドル(約7100円)などの価格が設定されていた。しかし、今月3日時点ではすでに780台湾ドルのチケットはなくなり、最安値は1100台湾ドル(約5300円)に。燃油サーチャージなどを含めると2195台湾ドル(約1万600円)になるという。(翻訳・編集/北田)

編集部おすすめ