中国商務部の関係部門責任者は9月11日、国務院報道弁公室が行った記者会見で、「中国政府はデジタル貿易に関する対外開放をさらに拡大するに当たり、電信やインターネット、文化などの分野での秩序ある開放拡大を推進していく」と説明しました。

商務部の盛秋平副部長は、「外国企業のデジタル分野への投資拡大を奨励する。

国境を越えたデータの秩序ある流動を促進し、越境サービス貿易のネガティブリストを適切に実施する」と述べました。

盛副部長は、「デジタル貿易プラットフォームの構築において、国家デジタル貿易モデル区を設置し、高い開放性、数多くの制度革新、優れたビジネス環境、強い影響力を持つデジタル貿易集積・発展拠点を構築する。デジタル貿易事業者の強化については、高いイノベーション能力と国際競争力を有するリーディングカンパニーを育成し、海外志向が高く、独自の競争優位性を持つ中小デジタル貿易企業を積極的に育成する」と述べました。

盛副部長はまた、「デジタル貿易における国際協力を深める面では、WTOやG20、APECの枠組みの下でのデジタル貿易ルールの討論に建設的に参加し、多国間のデジタル経済ガバナンス体制の維持・改善に取り組む。デジタル貿易の発展に向けて、中国の知恵と方策で貢献していく」と述べました。(提供/CRI)

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