陸上短・中距離のドイツ選手アリカ・シュミットが中国料理を絶賛したとして話題になっている。中国のスポーツメディア・新浪体育が18日に報じた。
シュミットは2020年東京五輪の女子4×400メートルリレーのドイツ代表に選出された実力者であるとともに、「美人すぎる陸上選手」と評されるほどの美貌でモデルとしても活躍。インスタグラムのフォロワー数は550万人を超えている。
中国を訪れたシュミットは17日にインスタグラムのストーリーズに円卓で食事をする写真を投稿し、「北京ダックと伝統的な中国料理、大好き!!」とつづった。

16日には中国での大会に出場した米国の女子テニス選手テイラー・タウンゼントが中国料理を侮辱したとして物議を醸したこともあり、この投稿は注目を集めた。新浪体育の記事も、「米テニス選手のタウンゼントが中国料理を公然と侮辱し大きな議論を引き起こしたが、今回はドイツの陸上選手シュミットが中国料理を称賛した」と両者を比較して伝えた。
中国のネットユーザーからは「品格がある」「彼女(タウンゼント)よりも話し方をわきまえてるな」「善意の客は、中国は歓迎する」「タウンゼントよりも美しい」「米国人(タウンゼント)がグルメを語るのがおかしい」「中国にたくさん食べに来てよ」「次は火鍋がおすすめ」といった声が上がった。
また、「中国の美食は無敵だ」との声がある一方、「中国の美食は彼らによってその価値を証明される必要はない」「もう彼らが(中国料理を)称賛しようがけなそうが、気にする必要ないよ」「好き嫌いはどうでもいい。重要なのは相手の食文化を尊重すること」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)