中国のSNS・小紅書(RED)に9月30日、日本で中国人が陥りがちな苦境に関する投稿があり、反響を呼んだ。
投稿者の女性は「日本でカップ麺をどうやって食べたらいいか」と題し、同行者が宿泊施設の部屋でカップ麺を歯ブラシの柄ですくって食べている写真を投稿し、「歯ブラシを持ってきてて良かった…」とつづった。
中国のカップ麺のパッケージの中には一般的に折り畳み式のフォークが入っているが、日本のカップ麺には入っていないため、知らずに日本に来た中国人が「お湯を入れたはいいが箸がない」という苦境に陥るのは“あるある”だ。SNSには「日本のカップ麺にはフォークが入ってない。どうやって食べればいいんだ!」との失敗談が何件も寄せられている。また、知っていても普段の習慣からうっかり箸をもらい忘れてしまうケースも少なくないようだ。
ネットユーザーからは「私もやらかしたことがあるから、毎回、(日本に)割り箸を持っていくようにしてる」「コンビニで買ったら普通は何も言わなくても店員が付けてくれるはずだけどね」「レジカウンターの横に置いてある場合もある。店員にひと声かけて持っていけばいい」「コンビニでは箸の他にスプーンやフォーク、スイーツ用のスプーンもあるから店員に伝えるといいよ」「100円ショップでも箸売ってるよ」といった声が寄せられた。
また、「(使い捨てコームの柄でカップ麺を食べる写真を添付して)お供します」「(ヨーグルトを歯ブラシの柄で食べている写真を添付して)ツワモノは環境のせいにしない」「(歯ブラシ2本を箸のように持ってカップ麺を食べる写真を添付して)もう1本持ってきて1善にした方がいいよ」といった返信や、「ホテルに伝えたら割り箸をくれるかも。コーヒーのマドラー2本でも箸として使える」とのアドバイスも寄せられている。(翻訳・編集/北田)