河北省邯鄲市で10月1日、北京・香港・マカオ高速道路を走行していた女性が、低血糖症状が出たために運転できなくなり、緊急車線に停車して警察に通報しました。河北省高速道路交通警察は警察用ドローンにキャンディーやチョコレートの入った「救命箱」を載せて飛行させて劉さんに届けました。

通報を受けたのは河北省高速道路交通警察6支隊の永年大隊指揮センターで、高速道路を運転して走行していた劉さんが急に全身脱力状態になり、めまいと動悸の症状が出たので低血糖症状の疑いがあり、劉さんは運転ができなくなったと知りました。指揮センターは直ちに、装備品の警察用ドローンに救命箱を乗せて現場に飛行させました。また、ドローンから撮影されたリアルタイムの映像を利用して、劉さんが乗る車両の場所を精密に特定しました。ドローンは緊急車線に着陸し、キャンディーとチョコレートが入った「救命箱」を劉さんに届けました。

同時に、警察官2人が警察車両で現場に急行しました。到着した警察官は劉さんが依然として強い脱力症状から抜け出せないでいることを知り、高速運転の安全を考慮して、うち一人が劉さんの車を運転して高速道路の最寄りの出口まで行きました。警察官は劉さんの家族が来るまで付き添いました。(提供/CRI)

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