米国の姿勢の変化とNATOからの圧力に直面して、ロシアは間もなく新たな切り札を披露しようとしています。ロシアのプーチン大統領はこのほど、ロシアがまもなく新型兵器を発表する可能性があり、現在関連のテストは順調に進んでいると表明しました。
プーチン大統領はこれまでに何度も原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の実験状況に言及しており、「西側にはこの兵器を防ぐ手段はない」と述べています。
西側メディアは、ロシアは今年8月にヨーロッパの最北東端に位置するノバヤゼムリャ島の核実験場でこの原子力推進式巡航ミサイルの再度の試射を行う予定だったが、プーチン大統領とトランプ米大統領がアラスカで会談したため、試射が延期されたものと分析しています。現在、米国はウクライナに対する有償軍事援助を開始し、ウクライナへの巡航ミサイル「トマホーク」の提供も検討しており、NATOとロシアの関係は日増しに緊張を増しています。このような背景の下、ロシア側が「ブレベスニク」の試射を再開する可能性は極めて高いとみられています。(提供/CRI)