茶の木が病気になっても心配ご無用。スマホで撮影し、大規模AIモデルにアップロードするだけで「診断」が可能になる。

世界初の茶産業大規模AIモデル「陸羽茶産業大規模AIモデル」が13日、安徽農業大学で発表された。新華網が伝えた。

安徽農業大学の茶樹品種改良・資源利用全国重点実験室の宛曉春(ワン・シャオチュン)室長(教授)が主導して設計した。この「茶AI頭脳」は茶産業の「万能スマートアシスタント」だ。4万件以上の茶関連文献、5万点以上の遺伝子データを内蔵し、テキストデータは1000万字超、パラメータ規模は1000億に達し、茶百科、茶産業、茶観光、茶文化、茶科学技術などの中核的知識領域をカバー。その知識量は「茶類図書館」に匹敵するという。

このモデルは茶にまつわるさまざまな質問に回答できるだけでなく、画像認識による「診断」も可能だ。葉の写真から病害虫を特定し、防除に関するアドバイスを提供することができる。現在、質問への回答正確率は85%以上、病害虫識別率は90%以上に達している。(提供/人民網日本語版・編集/SC)

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