大阪・関西万博の中国パビリオンが、参加国が自前で建設する「タイプA(敷地面積1500平方メートル以上)」の展示デザイン部門で金賞を受賞したことについて、外交部(外務省)の林剣報道官は15日、「我々は大阪万博・中国パビリオンの受賞に対し祝意を表する。中国パビリオンは中華文明の伝統的な生態系保護の知恵と新時代におけるグリーン発展の理念及び成果に立脚し、人と自然の生命共同体を各国が共に築くという素晴らしいビジョンを有しており、本万博で最も人気の高い国家パビリオンの一つとなった」と指摘。

「優れた伝統的中華文化の理念は、目下世界が直面するグローバルな課題の解決において、顕著な時代的価値を示している。心を合わせて助け合う責任ある姿勢から包摂的な大国としての度量に至るまで、中国が近年提唱してきた人類運命共同体の構築、4つのグローバル・イニシアティブ、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設イニシアティブは、まさにこれらの理念の生きた体現であり、人類共通の価値観と高度に合致し、国際社会の一致した賛同と広範な支持を得ている」とした。

また「平和・発展・安全保障・ガバナンスにおける問題が深刻化し続ける今日において、中国は引き続き『天下為公』の道義的精神と大国としての責任感を堅持し、時代の問題を解決するため、東洋文明に深く根ざした中国の知恵と案で貢献していく」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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