中国の軍縮大使の沈健氏は10月17日、第80回国連総会第1委員会会議の場で、グローバルガバナンス・イニシアティブは世界における現在の核分野の管理の難問を解決する上で重要な意義を持つ」と述べました。

沈大使は、「世界は新たな激動の変革期に入り、世界における核分野の管理は政治化や陣営化による多重の課題に直面している」と指摘した上で、「各国は国家安全保障政策における核兵器の役割を確実に低減し、国際核軍縮の共通認識を断固として守る必要がある。

現行の核兵器に関する条約体系の普遍性と有効性をさらに強化し、戦略的安定を一方的に破壊する行為に断固反対せねばならない」と強調しました。沈大使はさらに、中国の姿勢を「各方面との意思疎通と協調を強化し、国際的な核軍縮のプロセスを推進し、核分野のグローバルガバナンスを完備させていく」と説明しました。(提供/CRI)

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