中国メディアの杭州日報によると、18日の杭州発ソウル行きの中国国際航空CA139便で、飛行中に機内の手荷物用の棚から火と煙が出た。その様子を映した動画がSNS上に投稿された。

乗客の中には恐怖で悲鳴を上げる人もいれば、「閉めて、閉めて、荷物棚を早く閉めて」と叫ぶ人もいた。出火当時、乗客らは食事中だった。

中国国際航空によると、火元は乗客の荷物内のリチウム電池で、乗務員が直ちに手順に従い対応したため、けがをした人はいなかった。同機は安全を確保するため上海浦東空港に緊急着陸した。乗客らは航空会社が手配した別の旅客機でソウルに到着した。(翻訳・編集/柳川)

編集部おすすめ