国軒高科ゼロカーボン負極材料工場の発表会が10月19日午前、国軒ゼロカーボン科技有限公司のゼロカーボン工場で開催され、同社は世界初のゼロカーボン負極材料工場が内蒙古自治区烏海ハイテク産業開発区(低炭素産業パーク)に正式に設立されたと発表しました。

内蒙古自治区烏海市は石炭で知られており、同社の40万トン規模のリチウムイオン電池用負極材料プロジェクトが電力網に接続されると、グリーン電力網に接続されることでプロジェクトの生産・運営用電力はすべてグリーンエネルギーに置き換わります。

これにより、年間約40万トンの二酸化炭素排出量削減、約16万トンの標準炭消費量削減が見込まれ、烏海のグリーンかつ低炭素へのエネルギー転換を後押しします。

説明によると、同社の40万トン規模のリチウムイオン電池用負極材料プロジェクトは3期に分けて建設される予定で、現在、1期目の年間10万トンのリチウムイオン電池用負極材料生産能力を持つグラファイト化学工場が稼働を開始しています。同社の関係部門責任者である韓一純氏によると、同社はグリーン電力の直接供給、省エネ・消費削減、グリーン物流、循環型エコシステム、スマート管理という五つのアプローチでゼロカーボンへの転換をシステム的に推進し、エネルギー供給から末端の消費に至るまでの全産業チェーンにわたる炭素削減システムの構築を目指しています。(提供/CRI)

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